髪型でカバーすることも大切ですが本音を言えば「これ以上M字を進行させたくない」「あわよくば少しでも復活させたい」と願うのが男心でありM字ハゲの原因であるAGA(男性型脱毛症)のメカニズムを知り適切な対策を講じることでその進行を食い止めることは現代医学において十分に可能です。M字ハゲの主犯格は「ジヒドロテストステロン(DHT)」という悪玉男性ホルモンでありこれが前頭部の毛乳頭細胞にある受容体と結合することでヘアサイクルを乱し髪の成長期を極端に短くしてしまうため髪が太く育つ前に抜けてしまうという現象が起こります。このDHTの生成を抑えるために有効なのがフィナステリドやデュタステリドといった内服薬でありこれらを服用することでM字ハゲの進行にブレーキをかけることができます。また発毛を促すミノキシジルの外用薬や内服薬を併用することで血流を改善し毛根に栄養を送り込む「攻め」の治療を行うことが一般的ですがM字部分は頭頂部に比べて血管が少なく薬の効果が出にくい場所とされているため早期発見・早期治療が何よりも重要です。「まだ大丈夫だろう」と放置している間に毛根が完全に死滅して皮膚化してしまうとそこから髪を生やすことは非常に困難になるため生え際の産毛が細くなってきたと感じたらすぐに専門のクリニックを受診することをお勧めします。さらに日常生活においてもDHTの生成を助長するような生活習慣を見直す必要があり過度なストレスや睡眠不足喫煙などはホルモンバランスを乱し血管を収縮させるため可能な限り改善する努力が求められます。食生活では髪の原料となるタンパク質や亜鉛ビタミン類をバランスよく摂取し特に亜鉛は5αリダクターゼの働きを抑制する効果も期待できるため積極的に摂りたい栄養素です。AGA治療は一度始めたら長く付き合っていく必要がありますが正しい治療と生活習慣の改善を組み合わせることでM字ハゲの恐怖から解放され未来の髪を守ることができる確かな手段が存在するということを知っておいてください。
まだ間に合う?M字ハゲの進行を止めるには